外殻まがい

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音もない世界で(生きていた)僕はただ 塞ぎこんで 目の前はただ(真っ暗な)無の情景 寂しさに その巡り合わせも 過去の別れ道も 見たくもなくて 孤独に潰されて 耐えきれぬ感情 塞ぎこませて 一人たつことも 追いすがることもできずに このまま閉ざすことを選んだ 音もない世界で(生きている)僕は温もりも知らずにいて 目の前から全て(消え去った)無の情景 寂しさに 決別えの恐怖 瞼うらの記憶それゆえ逃げて 越えられるだろうか 暗い穴の中も 渇いた情景も 一人ではなにも まってるだけしか出来ずに 足りない勇気を望んだ 暗い 暗い 闇の 中の 薄く 薄く 深い 明かり 頬に流れた雨を拭い つかむ一筋の光 差し出されたその手 聞き出すため 無心になり このてに何もなくても 手にすればいい 開くため
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