優しい光(2)

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僕が君と会わない日が続くと、必ず君は合鍵を使って僕の仕事場に訪れる。  「久々だね、」 そう言って君は微笑むけど、瞳は悲しみに満ちていた…。 君の悲しい瞳を何度見てきただろう。 きっと数えきれないくらい見て、かんじてきたのに、僕はなにもしてあげられなかったなんて…、 君の瞳と月の明かりが重なって、また切なくなったのを覚えている  
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