46人が本棚に入れています
本棚に追加
-特命係-
角田「よっ、ヒマか?」
亀山「見ての通り。ヒマですよ。」
角田「シケた空気が漂ってんな」
亀山「だって、いきなり右京さんが『帰る』って言い出して。」
神戸「正確には、刑事部長に『帰ってこい』って言われたらしいんですけどね。」
角田「ふん。で、杉下は?」
亀山「あれっ?さっきまでここに居たんですけどね。」
-鑑識室-
米沢「やはり指紋は出ませんでした。しかし、手掛かりが見つかりました。」
杉下「手掛かり?」
米沢「はい。凶器の包丁は、ある雑誌のキャンペーンで1000人に販売されたようです。」
杉下「1000人なら随分探しやすくなります。米沢さん、ありがとうございました。」
-特命係-
亀山「えぇ、3人で1000人に電話をかけるんですか?」
神戸「1人あたり333人ですね。」
亀山「それに、犯人が正直に『ウチの包丁がありません』って言うとは思えませんよ。」
杉下「犯人を見つけるにはこれしかありません。やりましょう。」
最初のコメントを投稿しよう!