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「…え?」
聖華の不意打ち発言にあたしは思わず小さく声をあげ、目を見開いた。
その様子を見た聖華は慌てて身体をあたしに近付けてきた。
「え!?ちょっと待って!何その反応!?え?…え!?いるの?榊原先輩じゃなくて……好きな人いるの?」
聖華の慌てぶりにカフェにいた他の学生も不思議そうにあたしと聖華を見ている。
「ちょ、ちょ…ちょっと、聖華っ!落ち着いて」
あたしは慌てて聖華の肩に手を置いて宥めた。
「あ、すみません…なんでもありません」
そして聖華を宥めた後は、周りの学生達に頭を下げるはめに。
(…んもぉ!聖華ったら!!)
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