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ふと、時計を見ると6時45分を指している
そして美香を見ると、いつもと違い女の色気を出さないで南さんと楽に話ている
そんな姿を見ると、もしかしたら美香は、この人といつか……なんて思ったりもする
「莉子ちゃんはジムとか通ったり興味無いの?」
「え?私?!……うーん毎日走り回ってるからジム通ったらヤバイですよ(笑)」
突然の南さんの質問に少し驚くも、美香との今後を考え愛想よく答えた
二人から「だよね~♪」と言われ二人は共通のジムの話に入っていく
美香と南さんはスポーツジムで知り合ったと聞いている
お互いの共通があるという事は私は楽しみを分かち合えるから素敵だと思うな
ガラ……
そんな時だった
「遅れてスミマセン」
そう声がし南さんが何やら話ている
私は思わず目を瞑る
何故なら、聞き覚えのある声で、懐かしい匂いがしたから―――
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