再会

14/16
前へ
/428ページ
次へ
美香には敵わない…… 私の本心が結婚を迷っているという事。 そして晴人に未練があるという事をバレていたから…… だけども私は結婚について躊躇いは無い 「莉子ゴメン……俺が、どうしても逢わせて欲しいと美香ちゃんにお願いをした」 「うん、分かってる美香は悪くない」 私は、あの頃はあの答えで良かったんだと今は思っている 1年泣き続け支えてくれた美香だもの そして晴人も悪くない。 私達は一緒になる“縁”が無かっただけだから…… 「なぁんだ♪みんなゴメンね!晴人も謝りなよ、せっかくの時間が勿体ない♪飲も!」 私は空気を軽くする為、仕事でのテンションみたく上げていく 南さんとも意気投合し、芋焼酎まで手を伸ばす始末で段々と視界がボヤけてしまう あれ? お酒じゃないし! 気付くと晴人が私の目の前に烏龍茶を置いてきた .
/428ページ

最初のコメントを投稿しよう!

363人が本棚に入れています
本棚に追加