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「やっっと、言った頑固者(笑)」
「え?」
私が顔を上げると晴人に抱き締められている事が分かった
晴人泣いてるの?
ねぇ、行っちゃうの?……
「晴人?」
「莉子、もう一回言って?」
バシッ!
「ってぇ」
晴人の体が私から離れると先程の女の人が立っていて私の顔を見ている
「あ~♪さっきのカワイイ子~♪」
女の人は時計を見ると、「あ~もうヤバイ時間無い」と言い私にコーヒーを1つ渡す
晴人も時計を見ている
思わず、晴人の時計が見えないように私は手で隠し女の人を見た
「あらッ、カワイイ顔が台無し(笑)何か勘違いしてるみたいね私と晴人の事。じゃ晴人、此処でいいわ向こうで又ね!」
女の人は、そう言うとバタバタ走って行き、そして又戻ってきた
「忘れてた!この馬鹿の事宜しくね♪又会いましょうね♪」
え?
そして又バタバタと走って行ってしまった
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