第2章

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人って 本当に涙が出ない時ってあるんだね…… 待たせたら駄目なんだね…… お人好し過ぎるよ…… “待つよ”って言ったじゃない…… この3文字で 頑張ったのに…… ここでプロポーズ するって言ったじゃない…… あ、そうか。 今度は私が 待つ番なんだよね。 指輪を外し太陽に、かざしてみるとやっぱり綺麗…… どんな顔して 買ったの?…… “……美香ちゃんが待ってるからと言い……二度も心臓が動いたけど……穏やかな顔だった……” 「諦めない刑事じゃなかったの?……」 南さん…… 痛かったでしょ…… 私、やっぱり待てないよ…… 貴方の側に 行きたい 「あ……」 指輪が!――― 。・゜゜゜゜・。。・゜゜✨゜。・゜゜゜✨゜・。゜・。。・゜゜゜゜・。。・゜゜゜゜・。。。 。。。・゜゜゜゜・。✨ .。・゜゜゜゜・。✨
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