第2章

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結局、“地道で着実が勝つ”という部分で村上は転落人生となった 復讐から始まった莉子への愛。 そして復讐で命を狙われ…… 全てを失った。 復讐というのは 結局、復讐しか生まれない。 自分が受けた傷がどんなに深くても誰かを傷つけてはならない。 一番傷ついた自分が結局、一番傷つき全て返ってくる 連鎖を断ち切るしかないのだ。 そして思う事がある。如何に幼児期の親の子への愛情、関わり方が大切か。 子供が望んでいる愛情と親が与える愛情の食い違いがある。 物を買ってもらった事より、子供は例え近所の公園でも親と一緒に行き親が笑顔だったという事が嬉しいと記憶に残ると思う そして、褒められる言葉を待っている。 言葉は不思議な力がある。 落とす事も上げる事も可能。 どうせ愛する人に発するならば、 素直に ありがとう 愛してるよ と伝えていきたい。 .
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