4人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
曖昧な距離だった。
友達の様な。
恋人の様な。
ただ、僕は君が好きだった。
本当に大好きだったから。
何度も告白して、何度断られても。
君が側で笑ってくれてるなら、
遠い目で空を見ていても。
それが、誰かを思ってる横顔だったとしても。
…良いと思った。
だって、君は今隣にいるのだから。
僕さえ欲張りになって、君を困らせなきゃ…
…いつかは僕に気持ちを傾けてくれる…
そんな、淡い期待で。
僕は、君の隣に居た。
最初のコメントを投稿しよう!