初めてが最後

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曖昧な距離だった。 友達の様な。 恋人の様な。 ただ、僕は君が好きだった。 本当に大好きだったから。 何度も告白して、何度断られても。 君が側で笑ってくれてるなら、 遠い目で空を見ていても。 それが、誰かを思ってる横顔だったとしても。 …良いと思った。 だって、君は今隣にいるのだから。 僕さえ欲張りになって、君を困らせなきゃ… …いつかは僕に気持ちを傾けてくれる… そんな、淡い期待で。 僕は、君の隣に居た。
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