忘れてほしい

4/7
前へ
/12ページ
次へ
いつの間にか、 僕らは違う物に それぞれを見出だしていた。 少しずつだけど… 君が空気に ぼくも空気に… それぞれを必死に見つけよう、 生きようとしていたんだ。 だけど 君と過ごした時間 あの日々を忘れた事は 一度もなかったよ。 だって、あれ以上に 輝いた時間を 見つける事が 感じることが 出来なかったんだ。 何と無く、毎日が 僕を押し流していた。 君が、 君のする事が 君の生きる道が 急に眩しくなった。 僕はあの日に帰りたいんだと 思う。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加