マラソン大会

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見とれてしまった。 多分時間にすれば5秒程度だったろう。 だけど俺にはとても長く感じられた。 「どうしたの?」 そのこえでふと我に帰る。 「いや、なんでもないよ。」 気持ちがあふれだす。俺は松永さんが好きだ! でもその一言は口には出せなかった。 「おっ。見つけた。おーーい、ユウヤ、カナー!」 振り返るとユタカとメグミがいた。 「今から、メグミ様のマラソン大会一位を祝しまして、ささやかなパーティーを開きたいと思います!そこでカナにも参加してほしいんだけどいいか?ちなみにユウヤは強制な。」 「うん。もちろん♪」 「俺に選択の余地はないのかよ。はぁ。」 「それじゃあ、決まりだ。レッツゴー!」
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