1人が本棚に入れています
本棚に追加
「噂によれば、この村の外れにサンタがそりをとめるようだな」
「バカバカしい、そんなのは何十年前か何百年前かも分からない古い伝説だぞ?そんなカビの生えた伝説を当てにサンタを逮捕しに行くのか?」
「しかし他に当てはない、こうする他にないだろう」
男らが言い合ってるうちに……
「着いたぞ、ここに12月24日の夜。サンタのそりがとめてあったって話だ」と一行は村の外れに到着した。
教会の使者は、
「よろしい!では全員配置に付け!」
と怒鳴る。ので全員しぶしぶ配置についた。
「ちくしょう……あいつ、もしサンタが出なかったらただじゃおかねぇ……」
今日は12月24日。無茶苦茶に寒い日だった。みんな早く帰りたかった。
ところがサンタは現れた。真っ赤な服を着て、トナカイのそりに乗り、空から現れる。今でこそポスターや絵でよく見る光景だが実際に見るとかなり迫力がある光景だ。
最初のコメントを投稿しよう!