第一章・サンタ狩り

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「噂によれば、この村の外れにサンタがそりをとめるようだな」 「バカバカしい、そんなのは何十年前か何百年前かも分からない古い伝説だぞ?そんなカビの生えた伝説を当てにサンタを逮捕しに行くのか?」 「しかし他に当てはない、こうする他にないだろう」 男らが言い合ってるうちに…… 「着いたぞ、ここに12月24日の夜。サンタのそりがとめてあったって話だ」と一行は村の外れに到着した。 教会の使者は、 「よろしい!では全員配置に付け!」 と怒鳴る。ので全員しぶしぶ配置についた。 「ちくしょう……あいつ、もしサンタが出なかったらただじゃおかねぇ……」 今日は12月24日。無茶苦茶に寒い日だった。みんな早く帰りたかった。 ところがサンタは現れた。真っ赤な服を着て、トナカイのそりに乗り、空から現れる。今でこそポスターや絵でよく見る光景だが実際に見るとかなり迫力がある光景だ。
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