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「とりあえず、どの楽器やりたい?」 そう聞かれ2人の会話は一旦途切れた 「私はクラリネットをやってみたくて」 「じゃあおいで、優ちゃん」 副部長はそういって櫻井さんを連れて行ってしまった 「せい、お前の希望のパートは?」 「俺は打楽器が気になってて」 そう言うとまた違う人が寄ってきた なんか少し小さめな人だった 「おいでませ、パーカスへ」 そして俺の手をつかみブンブンふった 「俺、打楽器っつっても楽譜読めないんです」 「うん、うちも読めないときあるから気にしない気にしない」 (なんて適当な人なんだ)
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