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「渡邊奈緒っていうの。パーカス二年」 「あ、はい」 「もう1人二年がいるの」 「そうなんですか」 そう言うと奈緒はすごい険しい顔をして俺に言った 「そいつね、所謂腐女子だよ」 「腐…?」 腐女子の意味がわからずとりあえず会えと言われた聖は奈緒の後を追った そして楽器庫と書かれた部屋の前に着いた そして扉を開けると携帯をいじってる人がいる と思ったらその人がこっちに向かってきた 「…攻め…」 「は?」 「にげろ!」 と言われとにかく逃げた しかし追っ手はすぐに追いついてきた 「お、おお俺橋本聖っす!」 「聖?ちょっとモデルに…」 どんっ 「あ、すみませ…」 「いえ、こちらこそすみません」 ぶつかったのはどうやら一年生のようだ 「じゃぁ、失礼します」 と言ってどこかに言ってしまった それと同時に聖は腐女子の先輩にしばらく追いかけまわされた
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