第零章 そうだ、異世界へ行こう

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「さぁ~て!レッツ・クッキングだぜ!」 甘太はそう言うと、ケーキの箱を開け、冷蔵庫からあんこを取り出し、ケーキへと大量に投下した。 「よぉ~し!これでいいな!じゃあ、いただきます!」 甘太はそう言うと、勢いよくケーキへとかぶりついた。 「く~っ!うめぇ!この甘さ、この上なしだな!」 甘太がそう言ってケーキを食べていると、ケーキの中に一枚の紙が入っていた。 「ん?なんだこれ? 『あなたは選ばれし者です。異世界へと行くことができます。行ってくださるのならば、我が社のお菓子を好きなだけプレゼントします。行く場合は12月25日夜10時に本社に集まってください。』 だとぉ!甘いもんが貰えるならどこまでも行くぜぇ!でも、明日かぁ……まぁいい、明日の仕事終わったら行くか」 甘太はそう言ってベッドに横になると、すぐに夢の世界へとおちていった。
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