1、序章
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「とりあえず、何から始めたものか・・・。」 明は廊下を歩いていた。他の誰かならます同じ学校の仲間を作ろうとするかもしれないが、 明にはあいにく同じ学校の知り合いはいない。自分の好きな子も基本的にはただの片思いだ。 だからなおさら明は何をすればいいのかわからなかったのだ。 所持品は一日分の食料と水。あとはブーメラン。 「俺は、死ぬしかないのか・・・。」
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