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「俺はメシが食えるのであれば、どこでもいい」富士はかなり空腹の様子。
「食いしん坊さんなんだね、富士君は。何が食べたい?やっぱりボルシチ?」
「いや、肉だ。肉が食べたい。血と肉が足りん。」
「そう、お肉。じゃあ買い物して帰らないとね。本条君は何が食べたい?」
「いや、僕は行かない。」如月の誘いを拒否する本条。
「ねぇ、何で?そんなに私の事が嫌い?」むくれる如月。そんな如月も中々良いなと、場違いな事を考えつつ、暁は「こいつ、照れ屋でツンデレなんだよ。俺達三人でお邪魔するからヨロシク!」と本条の意思を無視する事にする。
「本条君ってやっぱりツンデレだったんだね。いつデレが見られるのかな?」
「誰がツンデレだ、誰が。まあ、いい。行くなら早く行くぞ。」本条は諦めて三人についていく事にした様子。
「ところでツンデレって何だ?」富士が今更な質問をする。
「一種の萌え要素だよ。ジャパニーズ・モエカルチャーだ。」暁が富士の質問に答える。
「俺はアメリカ野郎じゃないんだ、ジャパニーズ・モエカルチャーと言われても分からん。答えるなら解りやすく答えろ」富士は上から目線で返す。
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