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「それより昨日のさ」
ガラガラビシャン!!
言葉を遮る大きな音と共に二人より一回り大きい女性が教室に入ってきた。
「ア゛ァ ~ア゛ァ~。」
ここまで走って来たのだろう息があがっている。
「しいな!?どうしたの?そんなに息きらして。」
銀髪の少年は言う。
この女性はしいなと言うらしい。
「ど、…どぉ…ぃた…ぉって。」
上手く喋れていないところを見るとそうとうな距離を走ってきたようだ。
しいなは息を整えると
「もしかして!!」
と言いながら辺りをキョロキョロしだした。
「だから、どうしたのさ。」
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