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「…北海…道にい…る親戚のおばさんがいるだ…ろう?あの人に夏…休みの間は世話になれ。キップと旅行に必…要な物ははもう買…ってある。母さんと父さんは後から行くか…ら。良い…な?」
それだけ言うと、答えを聞かずに父さんは家を出ていった。
それ以来、父さんと母さんには会っていない。
何故だろう。ちぎられたように片腕を失った父さんを見て、電車に乗って急な状態でいるのに、逆に落ち着いているぼく。
あまりの急なことについていけてないのかな。
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