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ここは歴史ある由緒正しき薔薇宮学園高等部。
その名の通り、周囲には薔薇、薔薇、薔薇…
「薔薇族ひゃっほぉおおおい!!!」
「うっさい」
うおーっと皆さんコンニチハ、山田太一です。
薔薇に囲まれ二年目、実質五年目になります。キャハッ。
俺の前で長くも短くもない脚を優雅にお組みなさっているのは、我らがツンデレ代表、高田祐太朗氏。
「シバくよ、いいね」
ははっ、それはパンナイフだね!
こっちに刃先向けてないで、ちゃんとお片付けしようね!
俺らはルームメイト。
只今絶賛お茶会中。
「ハァハァ白魚のような手で紅茶のカップをそんなハァハァ」
「キモ」
はい彼こんなこと言ってますが、ぶっちゃけ俺に構って貰えて嬉しいんで「あ、ごめんナイフが勝手に」しょうかどうなんでしょうね!
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