第三部?

2/7
前へ
/15ページ
次へ
時は流れて行く。こうしている今も。 そして、時の中には歴史がある。 その歴史の中には、数え切れないほどの事実がある。歴史から忘れられても、抹消されたとしても、事実は存在する。 事実のない出来事などは無い。 歴史の中で間違った出来事があったとしても、それは内容や、見つかっていないかであり、存在そのものが間違いということは、ほとんど無い。 その存在は多数のIFで出来ている。そう、歴史はIFの塊である。そのIFが少しでも異なった答えになれば、同じ現在にはならない。 ということは今はその数々のIFの偶然で出来た世界なのである。 しかし、この世界の偶然が、必然だとしたら、こうなるようになっていたのだろうか? だが、それは無い。 そうなると、世界の未来は決まっていることになる。しかし、未来はきり開くものである。決まっているものではない。 未来は、私達の中にある。私達次第でどうにでもなる。 だからこそ、私達がどう存在していくかを考える必要がある。この先の世界の為にも。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加