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時は流れて行く。こうしている今も。
そして、時の中には歴史がある。
その歴史の中には、数え切れないほどの事実がある。歴史から忘れられても、抹消されたとしても、事実は存在する。
事実のない出来事などは無い。
歴史の中で間違った出来事があったとしても、それは内容や、見つかっていないかであり、存在そのものが間違いということは、ほとんど無い。
その存在は多数のIFで出来ている。そう、歴史はIFの塊である。そのIFが少しでも異なった答えになれば、同じ現在にはならない。
ということは今はその数々のIFの偶然で出来た世界なのである。
しかし、この世界の偶然が、必然だとしたら、こうなるようになっていたのだろうか?
だが、それは無い。
そうなると、世界の未来は決まっていることになる。しかし、未来はきり開くものである。決まっているものではない。
未来は、私達の中にある。私達次第でどうにでもなる。
だからこそ、私達がどう存在していくかを考える必要がある。この先の世界の為にも。
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