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「毎度お疲れさま、今日もおなかだしてベットの上に横になって」
いろんな特徴があるのか、ほとんど会わない外来の先生達まで私のことを覚えてる。
「今日はちょっと長電話したいの、だから本当に早くおらせてね?」
こっちの先生にも念押し。
「はいはい、何事もなければ早く終わるから、
はい、ちょっとひんやりするよ赤ちゃん見るからね。
おっ!今日は赤ちゃん機嫌がいいなぁ…くるくる回ってる、写真いる?」
「もちろん!いい感じでお願いね。」
検査嫌いでも、エコーは別。
おなかの中にいる赤ちゃんを見ることが出来る機会はそうそうないから。
それに、おなかのエコーは痛くないし。
「あぁでもやっぱりちょっと小さめチャンかな?
でも、心臓も元気に動いてるし、血液の流れも問題なさそうだね。」
この病院は赤ちゃんを見るエコーで、赤ちゃんの血液の流れまでみれる優れものの機械を使ってる。
これによって、いち早く赤ちゃんの内部の病気を見つける事が出来るきっかけを作ってるそうです。
「頑張って食べます……」
少々テンション落ち気味に言うと、
「大丈夫、会いたいって気持ちは赤ちゃんが一番知ってるから、
きっと元気に生まれてくれるよ。」
この先生はいつも優しく励ましてくれました。
「うん、赤ちゃんは大丈夫。
次は心臓の方だね、今日は血液の流れも見るから、少し暗くするよ?ゆっくり深呼吸して」
実はこの心エコーはあんまり好きじゃない。
上半身にほとんど肉の付いてない体は、
胸周りも勿論脂肪が付いていなくて、
骨が浮き出た、皮ばっかりの所を何度もグリグリと押し付けられるから。
終わった後はいつも真っ赤になるし酷いときは青あざも出来てしまう。
痛いのを我慢しながら検査が終わるのをじっと我慢していると、
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