???

2/6
前へ
/139ページ
次へ
※※※ 嬉しい…。 とてもとても嬉しい。 誰よりも愛しい人の、この温もりに直接触れていられる感触。 この行為に無上の喜びを感じる。 だから…。 深く。深く。 もっと深く。 もっと深く。 この一突きが。 この一突きが。 この一突きが。 この一突きが。 この一突きが。 この一突きが。 この一突きが。 この一突きが。 全て愛情へと繋がっている…。 肉を裂くたびに濃密な黒い腐汁が指に、服に、足に、身体にまとわりつく。 乾いた肌、冷たい空気。そして、呻き声を上げる傍らの女。 …夢の続きでも、見ているのだろうか? 鼻にかかった厭らしい吐息を女は漏らした。 良かった、楽しい夢を見ているに違いない…。
/139ページ

最初のコメントを投稿しよう!

389人が本棚に入れています
本棚に追加