頭首

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「何で刀に血を付けたままこっちに来たの?」 真結が不思議そうに尋ねる 要が突然刀を振る ピチョッ 真結に血がこびりつく …返り血のように 「返り血のように血が付いているお前と返り血を浴びてない俺、どっちがあいつらを殺したと思われるでしょう?」 要がニヤリと黒い笑みを浮かべる 「ねぇ、クック…あ、ゴメン ルビー、タイプ0《クックル》」 要がそう言うとシールドがフェイクドラゴンのクックルになった ※そういえば説明なかったけど《フェイクドラゴン》は龍に擬態が出来るからフェイクドラゴンです(まあ今出てきてるフェイクドラゴンは色々あるけど)それで、龍に擬態していない時は20㌢ぐらいの結構可愛い獣です だから、クックルはすっごい暇な時は要の頭の上で、すぴーって寝てます 「貸し1個ね、一時僕を《クックル》にしなかったから」 クックルは頬を膨らませながら言った
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