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キシャー
現れたのは赤色と白色の二頭の大蛇だった
(蛇ってシャーじゃなくてキシャーなんだ)
要がぼんやり考えていると下から声がした
「葉」
「ん?何クックル 何か機嫌良さそうじゃん?」
要はそうクックルに言うと
「久々に・・・戦いたいなぁ~」
クックルは目をキラキラさせながら言った
「そ・れ・に・さ…さっき結構な時間、クックルにしてくれなかったから
借りがあると思うんだ」
クックルはニヤニヤしながらそう言い放った
キシャー
赤い方の蛇が要に襲いかかってくる
要は軽くそれを避けながら言った
「はぁー まぁいいや、でも一匹は俺が倒すから。
クックルはどっちにする?」
「ん~…じゃあ白い方、どーせ赤いのは戦ってくれないだろうし」
「ま、それもそうだね」
そこで要は一旦言葉を区切ってから
「ルビー、タイプ10 戻れ
《炎の皇帝龍》(ルビードラゴン)」
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