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所変わって《炎の皇帝龍》ルビードラゴンのところ
既に勝負はついていた
もちろんルビードラゴンの勝利で…
「ぶー、弱すぎだよあいつ」
ルビードラゴンの前には焼け焦げた大蛇の死骸
「様子見で放ったブレスなのに…」
ルビードラゴンは呟くように、だが少し離れている真結にも聞こえるように言った
「あ、ルビー そっちも終わった?」
気付くと要は既に真結の所にいた
「うん。終わったよ」
「ルビー、タイプ0《クックル》」
要がそう言い放つと15メートルほどの龍は20センチほどの獣になった
クックルはピョンと要の肩に跳び乗った
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