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「飛鳥、ご~は~ん~あ~す~か~」
トントントンとリズム良く包丁を扱って玉葱を切っている美少女が
「ちょっと待って、まだ作っている最中だよ。それに今日はハルちゃんも来るんだし」
と答えたので
「は~い」
と緑色の模様のフェイクドラゴンは渋々言った
「ねぇビャク」
「なあに?飛鳥」
「今日来るのはハルちゃんだけだからいいけどさ
学校ではちゃんと…」
「分かってるよ…それくらい」
フェイクドラゴンは少しぶすっとした表情で言った
ピンポーン
「あ、遥がきたのかも、ビャクちょっと迎えに行って、私はちょっと今手が離せないから」
飛鳥はオーブンからハンバーグを取り出していた
「うん分かった、でも香ばしい匂いだ~」
そう言うとビャクはちょっとご機嫌になり玄関まで走っていき鍵を開けた
「こんばんは?こんにちは?まぁいいや 今日ぶりビャク」
「おはよー遥」
ビャクはのほほんとした感じで言った
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