行間

5/5
前へ
/78ページ
次へ
(か…可愛い) 「あ~もう可愛過ぎるよ飛鳥~女の私から見ても可愛いんだから男から見たら《惚れてまうやろー》て言われるよ」 そう言って遥は飛鳥をぎゅーっと抱いた 「ち、ちょっとそうゆうのはナオ君に「ストーップ ちょっ しょうゆうのは言わない~」 いきなり飛鳥に言われたので遥は噛んでしまった 「あははは ハルちゃん噛んでるよ」 「笑うなぁ~」 遥は頬を膨らませながら ポコポコと飛鳥を殴った 「…………でこれから何する?」 やっと笑いが収まった飛鳥は真面目に尋ねた 「うーん あ そうだちょっと槍を持ってきて」 遥は何か思いついたような仕草をみせ飛鳥にそう言った 「何処に?」 飛鳥は首を傾げた 「外だよ 外で稽古しよ」 飛鳥は納得し、ビャクを精霊界に帰してから 二人で近くの広場に向かった 時は夜 煌々と煌めく星空が二人を照らしていた
/78ページ

最初のコメントを投稿しよう!

42人が本棚に入れています
本棚に追加