久しぶりの学校

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あれから親とギクシャクしたまま 実家に帰り、 今日久しぶりに 学校にきた。 まだ、仮にも 義務教育な訳で... 学校行くのも 半年以上振りだった。 そして、裏デリも 働く理由なくなったから 辞めようとした。 でも辞めさして くれんかったけん 撒いて辞めた。 ガチャン... 靴箱を開けると 懐かしいシューズ。 まだほぼ新品のままで... キレイなシューズを履いて 教室に入ると、 今は昼休みだった。 「うわ.エンコー女が来たばい~」 「よく学校これるよね」 「汚にゃー女。」 「お前ヤリマン代表だもんな。」 「カナて彼氏おるちかエンコーもしよったと?だご最悪やん。」 教室入ったとたん、 一応友達だったコ達から 偏見の声が聞こえた。 そして私は ただ立ち尽くすしか できなかった。。。。 それからカナは 「地元イチのヤリマン」 として地元から嫌われた。 それからだんだん開き直ってきて... 私は「ヤリマン」。 いまさら裏辞めたからって 売春しよった事には 変わりにゃーけん。 「ヤリマンで何が悪いん?」 「体売って何が悪いん?」 「金になるもん売ってなにがわるいん?」 と考えるよーになった。 体売れるんだから 体売ればいいじゃん。 体売れば、 カナを必要としてくれる オジサン達が いーっぱい居る。 必要としてくれて、 お金もくれるんだよね。 一度汚れたカナはもう、、この考え方しか 思いつかなかった。 親友を失って 地元の友達も失って 学校では軽くイジメられ でも弱い私は 再び援助交際に逃げた。      
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