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キャー!…キャー!!
朝から女の声が五月蝿い…
いつもうんざりしながら席に着く
幼なじみの里沙が話しかけてきた
「昨日例の彼女とデートだったんでしょ?」
「あぁ。そうだが…」
こいつには恋愛相談に乗ってもらっている(あっちが強引に)
「どうだった?」
「どうって…」
「何よ。つまんないわね~
このあたしが協力してやってんのに…」
はっきり言ってこいつは恐い…
顔はいいしモテるみたいだが
でも恋愛経験のない俺はコイツに
助けられている
「恋愛経験ゼロの創に彼女ができるなんてね~」
周りの女がチラチラ見てくる
聞き耳を立てているのがよくわかる
「失礼だな…」
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