嫉妬

2/12
前へ
/52ページ
次へ
キャー!…キャー!! 朝から女の声が五月蝿い… いつもうんざりしながら席に着く 幼なじみの里沙が話しかけてきた 「昨日例の彼女とデートだったんでしょ?」 「あぁ。そうだが…」 こいつには恋愛相談に乗ってもらっている(あっちが強引に) 「どうだった?」 「どうって…」 「何よ。つまんないわね~ このあたしが協力してやってんのに…」 はっきり言ってこいつは恐い… 顔はいいしモテるみたいだが でも恋愛経験のない俺はコイツに 助けられている 「恋愛経験ゼロの創に彼女ができるなんてね~」 周りの女がチラチラ見てくる 聞き耳を立てているのがよくわかる 「失礼だな…」
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!

169人が本棚に入れています
本棚に追加