5人が本棚に入れています
本棚に追加
脅しを受け入れつつ、俺は生徒会長から逃げ出した。
あの人、目が恐いんだよな…。
急ぎ足で歩道橋を渡り、マンションをくぐり抜け、
喫茶店シーブを横切り、歩道を何も考えずに走る。
あと、数10メートルもすれば俺の家だ。
悠一「ハァ、ハァ…着いた」
今の俺はまるで、不審者から追われているようであった。
しかし、家にいたらあの生徒会長のことだ
家ごと消し去られるかもしれん…。
そう考え、俺は家の前にある教会へ行く事にした。
教会には一人の神父がいる。
今日はいるのかわからんが一応調べてみるか。
悠一「誰かいますかー?」
神父「これは、これは何のご用で?悠一くん」
悠一「いや…少し匿ってもらいたいなと思いまして」
神父様は優しく微笑み、俺に話かけた。
神父「わかりました。では、シスターを呼びますので少しお待ちください」
そう言われ、俺は待たされる事になった
最初のコメントを投稿しよう!