~プロローグ~

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長い課題を終え、ゴールである校舎へと着いた。 今日は月曜日。 寒い体育館でまた長い校長の話を聞かなければならない。 そんなことがある月曜日は誰一人笑顔にならないそんな日である。 教室に入ると、朝からテンションが低い生徒と反比例している担任がいた。 担任「朝からテンション低いぞぉ!」 低いぞぉじゃねぇよ。お前が高すぎるんだよ。と思いつつ俺は席に座ることにした。 全校朝集が始まるまでまだ時間はある。 あると言っても五分ぐらいだが。 ふと教室を見渡すとみんなマジックメモリーに魔力を入れている。 そういえば、今日は実演テストの日だった そういえばすっかり忘れていた。 俺は他の奴と比べたら魔力が少ない。 いつもはテスト前日に魔力を入れるのだが 今日は忘れてきたのである。 いや~困ったもんだ。このままじゃ追試だな。 そんな俺の心配をよそにチャイムが鳴った
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