エンジェルメモリー ～天使の記憶～

～プロローグ～

テストが終わった。
そして俺の成績も終わった。

俺は落ちこぼれなんだな、とつい感じてしまうほどのダメっぷりであった。
はぁ･･･俺もみのりみたいな魔術使ってみたいな･･･そう感じてしまう二時間目であった

気分は変わって放課後である。
憂鬱な授業も全て終了し、俺は親がいない一軒家へと向かっていた。
この高校には当然、部活動もある。
野球や卓球、バレーにハンドボール。
あと文化系で言えば吹奏楽や軽音、あとは文芸部などもあったな。

どれもこれもちゃんと部員もいてれっきとした部活動である。

そんな部活動に俺みたいなやる気なしが行ったら迷惑するだろ？
てな訳でだ俺は部活に入らないのだ。