記憶の片隅~そして始まりはここから

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「貴方達は……それにここは……」 まだ冴えない頭でゆっくりと俺は口を開く。 女性は笑顔から無表情にと一変し、口を開いた。 「ここはダイス村、小さな村よ。貴方は三日前にこの村の端の海で発見されたの」 ……海で? 続けて男性が口を開く。 「君はそれからずっと眠っていたから私達はなにも君の事を知らないんだ。教えてくれないか?」 ……俺の事? 俺は―― 俺は誰なんだ?
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