命の燭

幼なじみ

今日から私達も中学生。
みんな同じクラスになれるといいなと思いながら歩きだした。

「俺たち何組だろうな」

「３人同じクラスだよ」

「うん、そうだったらいいなぁ～」

期待を胸に登校し、クラス掲示板をみれば、見事にうちらは同じクラスだった。

「あ、あったよ!!晶、啓太!!」

「やった、俺ら同じクラスじゃん。」

「ほんとだ。」

二人は相変わらずだった。

私は嬉しくって思わず晶に抱きついてしまった。
「おぃ!!夏樹なんで晶なんだよ!!!」

その姿をみた啓太は私と晶の間に割り込んだ。