ありがとう王子様

長野１

生き地獄日々のある日入院を前提に父と病院に診察に行きました。そしてその足で父の住んでいる長野に向かいました。そして入院当日まで長野で過ごしていました。でも入院したからって治るなんて思っていませんでした。長野の大自然の中にいてもまったく気持ちは安らぐ気配もなく毎日横になって過ごしていました。時々夕方の涼しい時間を見計らって煙草を買いに出かける時だけは外出していました。お風呂もこの年齢になって父に手伝ってもらっていました。洋服も着替えるのがとても苦痛で毎日同じ服を着ていました。特にボタンを開け閉めするタイプの服が苦痛で着られなかったです。顔を洗ったり髪を整えたりも出来ません。立っているのも辛く座りこんでしまいます。