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「キミだけが知っている」
拝啓
英語教師リンゼンさん事件に関わった人たちすべてへ…
敬具
この物語はフィクションです
事実を一部 もとに書き起こしてます
⚠過剰反応なさらぬように⚠
~私を殺して~
その夜
僕は愛する女性を手にかけた…
数日前~
「一族が、無理やり縁談を勧めるの。私、日本が好きなのに」
前日
「ごめんね、ありがとう…」
当日
ブラブラ…
彼女はクビを…
部屋のテーブルに彼女の遺書とクレジットカードがあった
遺書は誰にも渡さない
僕は彼女を殺めた犯人になる
でないとなにもかもが無駄になる
彼女との絆だけが僕の最後の誇(pride)
旅に出よう、誰も知らぬ、どこか遠くへ、世界中の誰もが僕を恨んでもその憎しみは僕だけのもの
彼女への親愛の絆までは断ち切れない、そうだろう、リンゼン…
~2年あまりあと~
「お前がやったのか?」
「ご迷惑をおかけしました」
「死ぬな、生きろっ!!
「シャボン玉」
シャボン玉、飛んだ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで
乞われて消えた
風、風ふくな
シャボン玉、飛ばそ…
風、風、吹いた
シャボン玉
飛んだ
屋根を超えて どこか遠くへ…
いけ、いけ
シャボン玉
自由に飛んでゆけ
風、風、吹くな
みなの
シャボン玉
飛ばそ…〓✨
[了]
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