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一通り見てまわって、構造を把握した所に、永淋が来た。
鶴来「あ、永淋さん。さっきはどうしたんですか?」
永淋「呼び捨てでいいわ。それより、早速試したい薬があるんだけど・・・」
・・・ああ。なるほどね。
鶴来「・・・いいけど、命の保障はできるよな?」
永淋「さっき会ったばかりの人に人生を左右させる様な薬は渡さないわよ」
鶴来「そうですか、それでは早速・・・」
俺は受け取った薬を一気に飲み干した。
鶴来「・・・あれ?何も変わらな・・・」
その瞬間、右手に違和感。
鶴来「!?右手が・・・」
違和感はあるものの、見た目に変化はない。
永淋「ふふ、そうね・・・じゃあ正拳突きをしてみなさい」
そう言って永淋は廊下の方に指を向けた。
鶴来「・・・?」
ヒュッ
ビヨーン
鶴来「!?」
腕が伸びた。
永淋「それは腕を伸ばすことができる薬。」
鶴来「それ誰が得するんだよw」
見たところ伸びた拳にパワーはない。
永淋「それ姫のリクエスト。」
・・・おめでとう!NEET姫は、横着NEET姫に進化した!
鶴来「それで、効果時間は?」
永淋「1時間ってところかしら」
へいへい了解。
うどんげ「あ、もうそろそろ夕食の時間ですが。」
鶴来「あ、手伝うよ。ってか俺に作らしてw」
うどんげ「え?でも・・・」
こう見えても料理には自信がある。
鶴来「まずくはならんよ?」
うどんげ「それじゃあ・・・お願いします。」
俺の作った料理、モナー寿司はまずまずの評価だった。
・・・一人高評価してる人がいたけど。
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