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同日夜アルハザン北部
夜中で有るにも関わらずある一点だけは、騒がしく光を発していた。
「ルナ、彼らの調子はどうだ?」
「デュオ、その呼び方は止めて、私はルナークよ、この国ルナいっぱいいるんだから……鈴木と同じ数位」
「鈴木……」
しばしの沈黙の後、彼女は叫んだ。
「甲の2!!動きが遅い!!」 遠くから声が届く。
「すみません」
と、紳士的な声の甲の2と呼ばれた男が答えた。
「また、あんたは無機質だねぇ。もっと可愛げな名前を着けてやれ」
「兵器に名前は必要ない」
「おいおい、俺なんか下にも名前が有るんだぜ」
「最初からあるもので、私と同じアルフォンスでしょ、自分で着けたわけジャナイわよね、それ」
ルナークは怒ったような声で言った。
「違うよ、俺の男のスティクの名前、ソロモニアスだ」
彼女は今日三度目のため息をついて再びさけんだ
「乙の3そこは違う!!距離をとって剣投擲しろ!!」
今度はデュオがため息をつく
「頭がよくて、兵法も完璧。帝国出身で美少女。いつか、俺の物になると思うと、ぞくぞくするねまったく」
ルナークが顔を真っ赤にして叫んだ。
「乙の1!!殺さない程度にこいつを打て(`ヘ´)」
よし、明日に向かってダッシュだ。
そう自分に言い聞かせて、デュオは逃げ出した
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