しらない

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 やがて人は散り散りになりました。中心には泣いている仮面。  でも、泣いているのかは分かりません。だって仮面なんですもの。  窓から見ていただけ。ただそれだけの少年に真意を知る術はありません。  でも、確かに少年にはそう見えたのです。
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