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※()は心の声です。
鍵「生徒会の一存」(タイトルコールをお願いします)
ナレーター
「第一話 駄弁る生徒会」
くりむ
「世の中がつまらないんじゃないの。貴方がつまらない人間になったのよっ!」
ナレーター
「会長がいつものように小さな胸を張ってなにかの本の受け売りを偉そうに語っていた。」
鍵
「じゃ、童貞もそんなに悪くないってことですか?」
くりむ
「ぶっ!
今の私の言葉から、どうしてそんな返しが来るわけ?」
鍵
「甘いですね会長。俺の思考回路は基本、まずはそっち方面に直結します!」
くりむ
「なにを誇らしげに!杉崎はもうちょっと副会長としての自覚をねぇ…」
鍵
「ありますよ、自覚。この生徒会は俺のハーレムだという自覚なら充分━━」
くりむ
「ごめん。副会長の自覚はいいから、まずはそっちの自覚を捨てることから始めようね」
鍵
「(会長が今日も真摯[シンシ]に俺にツッコンで来てくれていた。やっぱり可愛いなぁ、会長。俺より小柄でちんまりとした背丈。その上、自分の幼さを必死で補[オギナ]おうと背伸びしまくった言動や、果ては生徒会長にまでなってしまった空回り具合が、一層萌えるのだ。)会長ぉ」
くりむ
「なによ」
鍵
「好きです。付き合って下さい」
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