105人が本棚に入れています
本棚に追加
/78ページ
「じゃあな」
魔法陣は輝きが増し爆発的に光が増した。
そして光が引くと男たちのがいなく大地にしっかり立っているのはレイルだけ。
レイルはゆっくりと息を吐くと纏っていた風が消えた。
「大丈夫か?」
レイルの腕が倒れてるルナに伸び起こす。
ルナは驚いた表情でレイルを見た。
「うん、ありがと」
「別に、俺は恩を返しただけさ」
「ところでさっきの魔法技法は――」
「お姉ちゃーん!!」
ルージュがルナに抱き付きルナはその反動で大地に尻餅をつく。
だがルージュはそんなことは気にせずに姉の胸で泣きじゃくる。
(……もしかしたらレイルとなら……)
ルナはルージュの頭を優しく撫でた。
最初のコメントを投稿しよう!