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しばらく森の中を歩いたが一向に秘密基地に到着しない。いつの間にか迷ってしまったみたいだ。
2時間は過ぎているはず。このままじゃ友人に迷惑をかけてしまうと思い男爵は先ほど電話した友人に連絡した。
PRRRRRR……
男爵「もしもっ「もしもし?お前随分遅いな」
かかったは良いものの物凄い口調が荒ぶっていた。慌てて謝り今の状況を話した。
男爵「連絡遅くなってごめん。俺、迷子になった!」
「んええ?」
びっくりしたのか変な声が電話越しに聞こえた…。無視し続ける。
男爵「迷子デス」
「何処にいるの?迎え行くから」
どうやら心配しているみたいだ。優しい。
男爵「えっとねー…」
待てよ。
ここは何処だ?
つーか名前なんてあるの?
男爵「森の中?」
この複雑な道は多分友人には言ったって分かりゃしないと思った。
「じゃあそこの特徴とか!あるだろ?」
情報をくれと急かされちゃんと見回した。
…なんだろう、モンハンの森丘に似ている気がする。
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