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???
「んっ…もうちょっと…で…。はぁ…届かない…」
少女はほっぺを
(ぷく~)と、膨らまして
悔しそうな顔をしている。
???
「アリス…。無理をしなくても呼べば僕がお取りしましたのに…」
眼鏡をかけた文学的な男の子が
少女、アリスの元へと
駆け寄っていく。
男の子と言っても、
見た目はアリスより大きく、
随分大人らしい
雰囲気を出していた。
とは言うものの、
恐らく高校生ほどの歳だろう。
アリス
「…何時の間にこの部屋に?」
アリスが不思議そうな…
でもどこか厭そうな
顔をして言った。
イヤ
※厭そうな…
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