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「さて、着いた着いた。さあ、キョン。頑張ってきなさい。」
「って、俺一人でやるのかよ。」
「有希と2人きりの方がいいんじゃないかしら?何だったら、好きとか言って口説いたって良いんだから!」
「長門はそんなに男に遊ばれる女じゃない気がするんだが。」
どうやら、俺にはやるという選択肢しかないようである。
それに、長門は前に野球大会に出たとき、ホームランの出るバットを開発したのだから、今回だってインターフェースだったら笑顔になるくらい普通にできるはずだと思う。
ハルヒは一体何を求めているんだろうか……とにかく、長門に笑顔になってくれと耳元で頼もう。
俺のやることはそれだけだ。
俺はドアを開けた。
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