第Ⅱ章

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鬼神ユーコの状態から戻った時 ぐっちょんは果てしなく脱力感 を覚えた。 空腹感と共に。 あの時無残に落ちた パンは乱闘(というよりユーコ一人が暴れた)によりもう見つけることは出来なかった。 本気でアイツらが憎らしい。 ただでさえ腹が減っていたというのに。 この仕打ちか。 トボトボと気絶したアイツらを引きずり集め、 皆々様を一くくりに縛り上げた。 あとで警察に突き出そう。 そう考えていた。 もしかしたら何かしら 貰えるかもしれない。芋とか。
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