第Ⅰ章

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と思ったのもつかの間。 ぐっちょんは 黒装束の謎の男達に 囲まれていた。 パンを凝視していたぐっちょんを 恐怖で声も出ないと勘違いした残念な男は ぐっちょんを見てニヤリと笑った。 「怖くて声も出ないか? …貴様はここで死ぬんだ。我々にやられてな…」 そう言って男は 口端を吊り上げて笑った。 男たちの手には キラリと光る剣が握られていた。
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