第Ⅰ章
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「たっ・・助けてくれぇっっ!」 ユーコにぼろぼろにされた兇手の一人が半泣き状態で宙に手を伸ばす。 その手を握ったのは もちろん 笑顔のユーコ。 「誰も逃がすつもり、ないから 」 語尾にハートマークがついたのは 気のせいだろうか。 こうして虚しく 兇手達の野望は散り、 ぐっちょんはまた 新たに伝説を築き上げたのであった。 彼らの屍とともに。
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