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一条 連
「んん…。
……あれ?」
(僕いつの間に寝てたんだろ?)
「て言うか、
ここどこだっけ?」
連が目を開けると白い壁と
白いカーテンに囲まれていた。
(んーと…?)
連が考えていると
白いカーテンが開いた。
「…………。」
カーテンを開けた男は
無言で連を見つめている。
(あれ?
見た事ある気がする…。
先輩に呼び出されて
屋上行って……。)
「あっ…。」
(そうだ僕…先輩に……。)
連は少し身震いした。
そして目の前の男は
手を連の頭の上へと伸ばす。
「んっ……。」
(そうだ…。この手、
あの時助けてくれた人…。)
「大丈夫…か?」
男が心配そうな声で話しかける。
「あ、あの、
ありがとうございました!
助けてくれて…。」
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